とあるきっかけで、『スーホの白い馬』のページを久しぶりにひらく。[Library20260112]

 「南部の故郷では木という木に

   ヒカゲノカズラが垂れ下がる。

  異様にも、記憶が手に手を取り合って

   次から次へと彼の心の中を駆け巡る。」

(メルヴィル『南北戦争詩集』牧野有通監訳・宇野雅章・斎木郁乃・貞廣真紀共訳、小鳥遊書房)

 ヘミングウェイの「兵士の故郷」を思い出しながら、故郷に戻っていく兵士たちを詠う、いくつかの詩にこころうたれる。メルヴィルがGuido Reniが好きで、ローマでAuroraを観ていたことを知る。[Library20251226]